Wednesday, 1 January 2014

2013年ロンドンイベントレポート1

今年もロンドンに行ってまいりました!
過去2年はCountry Living XmasFair(以下CL)に出店し、クレジットカード決済不可状態では、莫大な出店料に見合った収益を見込めないことを悟り、いっそのこと2013年度はロンドン行事態を中止してしまおうと思った。
11月は日本国内でもイベントは多い。
毎年CLのために見送った国内のイベントに参加して日本市場の基盤を築くという選択肢もあるのでは?と考えたからだ。
それを否定したのは、去年のCL開催中に別のイベント主催者から声をかけられたことだった。
その会場の目と鼻の先の広場にテントを張って、12月中旬に独自のクリスマス・マーケットを開く予定なので、出店しないか?というお誘いだった。CLは毎年11月上旬に開催される。実はこの時期について少々疑問を持っていた。クリスマスのギフト・ショッピングするには、ちと早すぎるのではないか?と。12月に入ればもっと現実味が増し、真剣にかつ焦りながらギフトを探す人が出てくるのではないか?

のちにこの主催者さんからメールを頂き、出店料がとても安かったので2013年はこちらのイベント(以下Islington)に参加することで予定を組むことにした。三日間のイベントなので、滞在は10日くらいで済むだろうと考えていたのだが、そんな折出店を考えていた別のイベントの開催場所変更のメールが届いた。それがEast London Design Show(以下ELDS)。
なんでも20周年記念を迎えるおなじみのイベントで、通常開催されていたShorditchのタウンホールから、知名度が高くて便利なSpital Field近辺に移動するということだった。これに心を動かされ、Islingtonイベントとも日にち的にも近かったので、合計2週間の滞在に延長すれば2つのイベントに参加することも可能だからだ。
2つのイベントは合わせて7日間。料金的には2つ合わせてもCLの3分の2程度。いかにCLのブース代が高いことを思い知られた。
そしてこの二つのイベントを中心に旅程を組み、12月3日に出発した。

しかし出発前から主催者の対応能力の差を感じていた。やはりCLは高いブース代を課しているだけあって、対応がきめ細かい。特にお金に関しては万全だった。
ELDSは、質問メールの返答は早かったのだが、会計担当者は信用できなかった。
小切手でブース代を支払し、それがきちんと銀行から落とされているにも関わらず催促状が来たり、テーブル代などの什器レンタルも銀行振込を推奨していたため、小切手の支払は基本的に無視されていたり・・・。

Islingtonに至っては、出展者説明書なるものを何度も請求しても、ついぞ送ってもらえることはなかった。なければないで、当日行ってしまえばなんとかなるものだが、たとえば車で搬入する人たちへの注意とか、何時から会場入りして準備が出来るのか?などの事前説明が欲しかった。
ただCLとは大きく違っていたことは、無意味な保険に強制的に入らなければ出店出来ないみたいなルールががなかったこと。


12月5日(木)~8日(日)ELDS

そしてELDS初日を迎える12月5日。この日は昼の12時オープンとゆっくり目だが、プレスパーティーとやらで夜の9時まで帰れない。会場がLiverpool Station駅から近かったので、大きなスーツケースを抱えて移動する分には楽だった。
実は前日に念のため会場の下見をしておいた。住所はSunday Up Marketと同じなので、実際の建物やアクセスを見ておきたかったのだ。
それから事前に送られてきたブース図が変更されたという連絡は受けていたものの、その新しい図を送ってもらえることがなかった。案の定、最初にブース割していた場所とはまったく違う奥まった場所で、しかも番号も変わっていた!ここはイギリスであるからして、こんなことは普通の出来事。

イベント当日は2時間前にくらいに会場入りして、自分のブースに行ったらなんと!レンタルしたテーブルとイスがない!が、これもある意味想定内。というかイギリスあるある的なこと。
急いで主催者に掛け合う。一人の女性に備品が届いてないと訴える。その後5分待たされなにもなし。別の人にも声をかけるが、私の注文した120㎝のテーブルの在庫はもうないと言う。その後、倉庫に見に行ってくると言って更に待たされる。ブースに戻って待ったが、テーブルが現れる気配はない。また主催者に掛け合う。今度はマネージャー的な人だった。そうしたら「本当に注文したの?」と言われる始末。証拠の書類を持参しておいてよかったが、平気でこういうことを言われるのは日常茶飯事。そして4人目の人にまた訴えて、なんとか180㎝のテーブルを用意してもらった。横幅2mのブースなので、このサイズだと壁に面して設置するオプションしかない。でもないよりもマシだし、何よりもテーブルがないと何も準備が出来ない。テーブルクロスを敷き、セッティングを始めた途端に、120㎝のテーブルを持って来る備品担当者。どこかで調達したんだろう。ここまでゆうに30分くらいはすったもんだしたと思う。

備品一つでこのザマで、イベント前にすでに疲労困憊状態になってしまった・・・。
ELDSCL同様、壁のパネルが設置されている。ゆえにブース代がそれなりの値段(約560ポンド)を課している。しかしそのパネルは画鋲も釘も打てないタイプ。棚を付けたければ別途レンタルしなければならないという役立たずなものだった。これは事前に知っていたことではあるが、壁のデコレーションはこの際忘れる!というスタンスで行くつもりでいたのだ。
しかし他の出店者と比べてかなりスッカラカンな印象を受ける。・・・というか目立たない。
やっぱり壁対策をしておくべきだったかも・・・・。そう後悔しても遅し。現状でやり遂げるしかない。
これが電車移動の辛さだ。別に現地に住んでる云々の問題じゃない。車で搬入出来ない者にとっては、持っていける荷物の量が限られてしまうということ。これは国内のイベントでも同様の歯がゆさを味わってきている。

初日はそれほど人の行き来もなく、暇な時間を過ごす。CLの初日とは大違いな展開である。
確かに平日ではあるけど、CLの初日は一番気合の入った客が大挙するという印象があった。だからこちらのイベントでもそうなのか?と思いきや、のんびりと会場を練り歩く人たちが殆どだった。おおよそ買い物なんてするつもりなんてないよ~的な。開場してから3時間絶って早くも嫌な予感が過る。これはもしかして「足の出る=ブース代も稼げない」イベントになるかも・・・・?
二日目は恐ろしく寒い日になるという予報が出ていた。なので防寒を万全に出かける。
実は会場は屋内ではあるけど、暖房施設がない。もともとは醸造所をそのまま多目的会場として利用しているので、天井が高く、コンクリート打ちっぱなしの床。ゆえに気温が下がるととてつもなく寒い。金曜日はシティ勤めのお客さんが寄ってくれるのではないか?と期待しつつも、初日よりも人が少なく、売上も半分。
3日目の土曜日は人の出入りが増えた。そして一番売れた。しかしその数字はCLの一日分の半分にも満たず、とんだ期待はずれ。 
最終日は日曜日でこの界隈は定期的に開かれる日曜マーケットで人がごった返す。しかしその人の流れは2階にある会場まで流れてくることはなかった。似たような作品をもっと安価で、しかも入場無料で見て回れる場所が無数にある故、わざわざ5ポンド払ってまで・・・という心理が動いたのだろう。従って全体的に閑散としていたという印象だった。

殆どの出店者(私も含めて)は、ロケーションに期待して出店を決めたと思う。
しかし結果としては、確立している既存のマーケットの存在が仇になったような気がする。別にブース代を稼げなかったのは私だけではなく、周囲の出店者も同様だったらしい。
そして少ない売上の中、かなりの割合でクレジットカード決済を占めていた。もしも現金オンリーの状態だったらもっと悲惨な売り上げで終えていたと思う。
しかしイベントは一度参加してみたいとわからないというところがある。ただ私の場合はホリデーも兼ねているとはいえ、海外から参加する者にとっては「リスキー」な賭けでもある。
取りあえず、ここで学んだことは「ブースの値段設定は主催者の質と客単価の高さに比例する」ということ。高いブース代はそれなりの理由があるということだ。





こんな風に壁がスカスカなのである。
来年はいかにこの壁を最大に利用することにかかっている。


会場は屋内とはいえ暖房なし。
コンクリート打ちっぱなしの床だったから
とにかく寒かった。



120㎝のテーブルだとこんな風にみっしり。
180㎝で壁面に付ける方法の方が効果的にディスプレイ出来るもの。




レポート2に続く








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