Friday, 25 November 2011

Country Living Xmas Fair 2011出店レポート‐その2

●Build-up

他のショップを見ると、商品を完全に並べた状態でシーツなどでカバーしてから会場を後にするというパターンだった。でも誰でも自由に出入り出来、荷物の搬入も自由な状態で本当に大丈夫なのか?セキュリティがいるとはいえ、本当にこの人たちを信用できるのか?
ナイトシーツという鍵のかけられる厚手のシーツをレンタルしてるショップも見かけた。
実はこれを手配するべきかどうか考えたけど、確か値段が£18/mでどのくらいオーダーしたらいいのかわからず結局パスした。が、これは用意しておいた方が安心だったかもしれない。とはいってもほとんどの店舗はシーツを持参して、巨大な洗濯バサミで止めるという防犯対策だったが、実はこれだけで十分だと思った。


初日はディスプレイに必要なものだけを持って会場入りしたのだが、二日目は会場入りする前に折り畳みの椅子を購入。そして午後になって滞在している友人宅まで戻り、スーツケースに商品を詰められるだけ詰めて持ってきた。商品を並べてシーツなしで帰るのはまだちょっと心配だったので、とりあえずストリートマーケット店主の御用達、ファスナー付の巨大なビニールバッグに商品を詰め、一応気持ちばかりのバドロックで施錠して会場を後にした。

● 一日目

翌日は身軽に会場入り出来る。とはいっても家を出る時間を15分間違えてしまったため、ものすごい朝ラッシュに巻き込まれる。しかも電車が遅れた(ロンドン地下鉄お約束)。従って大汗をかいて開場30分前に到着。
げーっ!!店のディスプレイ全然やってないのに、あと30分で客が入ってくる!!!!
プチどころじゃなくてかなりのパニック状態に手が震えてきたぞ。
忙しく準備をしている最中、クレジットカードPDFの営業や、オーガナイザーの一人が話しかけて来たり、画鋲分けてちょうだいとか言って世間話を始める人もいる。「ちっ!うっせーな・・・」と心の中で叫びつつ、笑顔で対応(偉いぞ自分!)
そのうち開場しましたというアナウンスが。でもまだ1/3くらい残っているのだが、オーガナイザーは「この辺は開場ドアから遠いから、第一陣のお客さんたちがたどり着くまで10分くらいかかるわよ」とアドバイスしてくれた。お客さんがちらほら入ってくるあたりで大体体裁は整った感じだった。
緊張のあまり、一日中お腹も空かなかった。でも有難いことに、ロンドン在住のお友達が1時間くらい変わってくれたので、すごく助かった。11時過ぎたころから2 時くらいまで、異様に混むのでこの時間帯は何が何でも自分が店に立ってお客さんとお話ししながら売り込む必要があると思った。


売上の事を言うと、この日は思ったよりも売れた方だった。というかどれだけの数字が出るべきなのかさっぱり見当が付いてなかったけど、少なくとも以前Colchesterのクラフトフェアでやった時に比べると、この日だけで3倍の数字が出た。比較対象が悪すぎるが・・・。
朝10時開場で、午後6時閉場、そして一日目だけGalaEveningという夕方の部があり、それは6時から9時まで。来客者全員にワインが配られる。会社帰りにふらっと立ち寄ってワインを飲みながら、のんびりとお買いものという感じ。だからカップル率も上がった。しかしながら、GalaEveningは完全に時間の無駄だった。まったく売れなかったわけではないが、「プレゼントを買いに来た」層が目に見えて減り、あとは衝動買いに頼るしかないからだ。


●客層について

5日間体験して気が付いたことだけど、一日目のお客さん、特に開場と同時くらいに入ってきた人は本気度がまるで違う。何が何でも今日中に全部プレゼントを用意するという気合というか殺気さえも感じるのだ。だから悠長にぐるっと一回りしてからまた戻ってきて買うなんていうタイプじゃなくて、とにかく気に入ったらその場で即決すると感じだった。この恐ろしいほどの気合は、他の日にはまったく感じられなかった。つまり彼女らはバーゲン狙いではないので、いかに持ってきた商品を効果的に見せるかにかかってくる。なので、ディスプレイが完全でなかった自分は完全に失敗だと反省した。


ちなみに平日ということもあり、女子率の高さは半端ではなかったことは言うまでもなし。
それから5日間それぞれ曜日によって客層が微妙に変わるのは当たり前のこととして、一貫して客質が良いということ。さすがに入場料16ポンド払って来るだけある。どんなに混雑していても、商品が盗まれることはまったくなかった。手に取って眺めて、律儀に元の場所に戻してくれる。これがストリートマーケットだったら、常に怪しい人間が商品を手に取らないか見張ってなければならない。
こんなに客質が良いのならば、あんなに高額なpublic liability保険に入る必要なんかない。これは単純にオーガナイザーと保険会社の陰謀だということで、何か釈然としない思いは残った。


●よく売れた商品と、売れなかった商品

今やトレードマークになった、ニードルフェルティングのはりねずみアップリケものは注目度が高かった。手軽に買える値段のトラベルポーチ、iPhoneポーチが売れた。それから送料がかさむといって在庫を減らして用意した布バスケット、iPadケースが早い時期に売り切れた。見込み違いと言い訳するには簡単だが、イギリス人はインテリアものの方を好んで購入する傾向があることは前から知っていたはず。だけどあえてEtsyで順調に売れてる商品ばかりに中心に用意してしまったのは、自分の判断ミスだったと思う。
iPadケースについては、「自分は(iPadを)持ってないけど、どうしてもこれが欲しいから買うっ!本でも入れて持ち歩くわっ!」という人が。iPadに関してだけ即決客が100%だった。Kindleケースの問い合わせも多数受けた。


反対に売れなかったもの。かなり数を用意したのに残念な結果だったのは、リストレット。
それから高額商品のアドヴェントカレンダー。結構興味を示していた人が多くて、売れる寸前にまで話が進んだことは数回。でも結局売れなかった。
理由は別に値段高いからということではなく、単にお客さんが現金の持ち合わせがなかったということだった。欧米で出店する場合はクレジットカード払いは不可欠。これがないとやはり致命的だ。
最近はデビットカードの普及で、小切手も持ち歩く習慣もなくなりつつある。だから現金商売を続けるならば、高額商品を用意しても無駄ということになる。来年もう一度挑戦するなら低額商品の率を増やし、上は25ポンドくらいを上限にした方が良いという教訓を得た。まぁ、一番良いのはCC支払を受けられる体制にしておくことだけど・・・。


その3に続く

Wednesday, 23 November 2011

Country Living Xmas Fair 2011出店レポート‐その1

恐らく一回の投稿で書ききれないと思うので、レポート第一弾としておこう。
自分自身も記録として残しておきたいので、かなり詳しく書くことにした。
なので興味のある人だけ読んでもらえると嬉しい。

今年4月に出店審査が通ったという連絡が来た。
3万人を集める大イベントなので、審査に通ることだけでもラッキーだった。
しかしイベントについてのマニュアルが届いたのが1か月前。それまでどのようなスタンドで、壁以外何が備えつけらているのか全く分からず、すべて想像の中で準備していたものだった。
結局スタンドは壁だけ。テーブルも椅子も照明さえない。すべて自分で用意するかレンタルしなければならなかった。そのため出店するためのコストが跳ね上がったのは言うまでもない。
特に高かったのは照明だった。しかし割り当てられたスタンドの天井照明の下に入らなかった場合、店の中は真っ暗になるかもしれない。これについては問い合わせてもスタンドを組み立てるまでわからない場合もある。ゆえにお店真っ暗のリスクを回避するためにも、照明はレンタルしておいた方が安心だろうということで手配した(涙)。

商品もこのイベントのために特別に製作することが出来ず、既存の商品をもっていく割合が大きかった。ただしXmasイベントということもあるので、オーナメントやアドベントカレンダーを作った。

そしてロンドン到着。
1年半ぶりのロンドン。街を歩いてるだけで鼻の孔が真黒になるのは未だに変わらず。
オリンピック開催の街は恐ろしいほど美しく開発されてて、そこの駅前に出来たショッピングセンターはあまりの便利さに三日連続で練り歩いた。他に老朽化した建物を壊して駅ごと改装が続いてるところがあったり、確実にアップグレードしてるような印象はあった。

それから思ったよりも寒くなかった。
地下鉄内は空調がないため、ラッシュ時にうっかり乗り合わせてしまうと大汗をかいて地獄を見る。特に大きな荷物をもっての移動が結構多かった今回の滞在だったし、そもそも普段家からほとんど出ない生活をしていたゆえに、通勤電車に乗り合わせるのは思いの外辛かった。


2日前から準備に会場入り出来るので、さっそく初日に自分のスタンドの確認をしに出かけた。ところがドアは解放されたままで、商品を搬入する人たちが行き交ってる。セキュリティ・チェックなるものがないのだ!なので、そのまま入っても大丈夫なのか、こちらが心配になってしまって、レセプションに聞いたり、オーガナイザーに確認してから会場入りしたのだ。てっきり自分のexhibitorバッジをゲットするために、身分証明を見せるかしてから会場入りだと思い込んでいた。そもそもスタッフ・バッジを申請する際、スタッフそれぞれフルネームで登録義務があった。そのため必然的に名前入りのバッジが用意されていると思い込んでいたのだ。ところがロゴの入ったピンで付けるバッジを、各ブースに封筒に入れて無造作に置かれていた!これが出展者だという証拠のバッジらしい。だったら何故フルネームの登録が必要だったのだろう??それはともかく、食品以外の倉庫に商品を一時保管するアレンジも出来たのだが、そこに入退室する場合は写真入りのバッジが必要になるらしい。

一番小さなスペース1.5mx2mのスタンドは、思ったよりも大きく感じた。

ブランドイメージ重視の店舗は、壁の色や床まで変える。
終わったら元に戻さないといけないのでそんな面倒なことはできない・・・。

 4ftのテーブルをレンタル。
こんなしょぼいテーブルが28ポンドとは、アコギな商売やのぉ~~~




私のスタンドは日本で言う3階の奥まったガラスの囲いに覆われた集合体。一応会場にはエレベーターが設置されてるが、足腰弱い人はここまで辿り着けないかもしれない…というくらいメインから離れていた。どうやら経験の浅い出展者はこの近辺にスタンドを割り当てられてるらしい。しかし別枠で「New exhibitor」というコーナーもあった。新参者を強調するためにスタンドの枠を紫にしていた。だけどこのカラースキームの所為なのか、照明がイマイチなのか全体的な印象はとても暗かった。なので、結果的には上記写真のスタンドでよかったと思う。
客のトラフィックがCLマガジン・スタンド近辺に次いで多いのは、階段の踊り場「ギャラリー」だろう。ただし通路も兼ねているので、縦長のスタンドが多い。しかも客の入りがピークの時はものすごい混雑する。

さてここで問題発生。壁には商品をぶら下げたり出来るのだが、釘やホッチキスならOKで両面テープは厳禁!という注意書きを発見!マニュアルに書いてあったことかもしれないが、見過ごしていた事だった。両面テープで取り付ける簡易なプラスチックのタオルレールを使って、Sフックでディスプレイしようと考えていたのだ。それがダメになりプチパニック。結局、ポールを支える両端のプラスティックに目打ちで穴を開け、画鋲で2か所ずつ刺してみるとう方法を用いることにした。これがまた超大変で、ドリルでもあればあっという間の作業が一個完成させるのに30分くらいかかる。これを12個やらなければならず、仕方ないので家に持ち帰ってテレビを見ながら穴あけすることになった。
しかし所詮画鋲合計4個で取り付けたタオルレールなど、強度はほぼ皆無に等しい。イベント始まってからお客さんのバッグに当たるたびに崩れ落ち、結局一個一個画鋲でディスプレイする羽目になった…。崩れ落ちるたびにお客さんの方がパニック起こして、謝りながら逃げるように去っていくということがあったので、これは何とかせねばということで。

最初はタオルレールで持ちこたえていた(一日目)
 しかし最終日近くになってからは麻ひもと画鋲でのディスプレイに・・・嗚呼

この続きは明日以降・・・。

 

Tuesday, 22 November 2011

Country Living Magazineを年間購読

1年半ぶりに2週間のUK滞在を終え、帰ってきた。
今回の目的は前半Country Living Xmas Fair(以下CL)の出店、半分はホリデー。
フェアのレポートは別にポストするとして、今回CLブースで雑誌の定期購読を申し込んできた。
実は雑誌の定期購読はフェアで申し込むのが一番良い特典を得られる。
通常のルートで申し込むよりも安かったり、豪華なおまけが付いてきたり。
ただ私の場合、日本に発送してもらうため£62もするっ!
厳密に計算すると一部£6なので特に高いことはないんだけど、一年分の料金になるとちょっと驚く。なので一日考えてやっぱり申し込むことにした。
そうしたらJan Constantineのフェルトのユニオンジャックトートバッグがおまけだっていうじゃありませんかっ!
きーっ!←一気にテンション上がる


でもってこれが無料でもらったブツ↓
普通に彼女のショップで買うと£68.50もします。なので年間購読して却って得したことにっ!
バッグを部屋にぶら下げるだけでもアクセントになるのって素敵。
自分もこんな人のテンションを上げるような作品を作りたいと思った。
でも密かにこれを自分仕様のメッセンジャーバッグにリメイクしてしまおうかとも考えてる。
自分自身手提げは持ち歩かないからだ。

ちなみに昨日犬の散歩時に着用するためのモッズコートを購入した(@しまむら)。
一応ヒートテックみたいな加工が施してあるやつらしい。
でも手長猿な自分は日本の婦人サイズのアウターが合わないため、
大抵紳士服を買うことになる。(ちなみにUKでは婦人物で問題なし)
中に厚手のセーターを着れるように、LLを購入(一番小さいサイズはこれしか残っていなかった)
しかし、そう思って手に取って購入したのがなんと4Lだったっ!
なので慌ててLLに交換。日本人の紳士服が小さいとはいえさすがに4Lはデカ過ぎるじゃろうに。